CULTURE & LIFE

ニューヨークで暮らしはじめてから、アートはとても身近な存在に。何かの用事の前や後にくっつけて、世界的に有名な美術館やギャラリーに行けるのは、とても贅沢なことです。

 

二ューヨークで暮らしはじめてから、アートは暮らしの一部というか、とても身近な存在になっています。急に思い立って、地下鉄にひょいっと乗ってMOMA美術館やホイットニー美術館へ。何かの用事の前や後にくっつけて、世界的に有名な美術館やギャラリーに行けるのは、とても贅沢なことです。

ブルックリンにもニューヨーク市でメトロポリタン美術館に次ぐ規模を誇るブルックリン美術館があります。市民は、好きな金額を入場料として払えるので、みんなお散歩がてら、広くて涼しい美術館を訪れます。

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ブルックリン美術館のエントランスの風景。

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夏休みのデイキャンプで美術館を訪れていた子どもたち。

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平日の昼間、空いている時間帯には、こんな乳母車の親子の姿も多い。

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館内の広場。ヨガのイベントなども開催されています。

この美術館はキュレーションが面白いことでも知られていて、一昨年のジョージアオキーフ展、今年7月まで行われていたデビッドボウイ展も、チケット予約が難しいほど、大きな話題のエキジビションでした。

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ジョージアオキーフのエキジビション用に作られたアートブックが売店に。オキーフが着ていた服を、その時代の絵や写真ごとに分けた展示で、オキーフのファンにはたまらないエキジビションでした。

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こちらは7月までやっていたデビッドボウイのエキジビションのアートブック。このエキジビジョンは、最終日までチケットが取りにくい大盛況ぶり!

今日は、私の友だちで、アーティストのRyosuke Kumakuraくんとブルックリン美術館を巡りました。

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Ryosuke Kumakura
プロのアーティストの元で働き始めて7年。その傍らで自身のアーティスト活動も行なっている。昨年は、マンハッタンのアートフェアに出展。その後、シカゴのギャラリー、PATRON(https://patrongallery.com/artists)でソロ・ショーを行い、来年も同ギャラリーでショーを予定。

Ryosukeくんは2006年に、ニューヨークで暮らす友だちを訪ねたことをきっかけに、半年後には自分も学生ビザを取って、ニューヨークで暮らし始めていたそう。

「周りの目を気にすることなく暮らせるのがニューヨーク。誰も人のことを気にしない心地よさに惹かれた。」とRyosukeくんは話してくれました。

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「アーティストにとって、ニューヨークは日本よりもアート・シーンにかかわれるチャンスが多いけれど、競争率も高い。どうやってチャンスを掴むかを見極めないとならないんです。」

そんなアーティスト側のアート界の話をRyosukeくんから聞きながら巡る美術館散歩は、いつもとは違う趣がありました。

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こちらはRyosukeくんの作品。

なぜ猫を書き始めたの?と聞くと、「キャンバスを張っている時に、壁に立てかけるのだけど、その時にちょっとキャンバスの端が耳のように立つんですよ。冗談で猫の耳のように形を整えたら、今まで自分が描いてきたものとしっくりくるなあと思って、描き始めたんです。ギャラリストは『猫は、物と人間の中間のような存在。この世で生きているのだけど、人間と深いつながりがあるのだけど、そんなに関わりを持とうとしない。その存在感が、神様や妖精はどこにでも存在するという日本人が持っているカルチャーと重なる。Kumakuraが描く猫たちは、可愛いペットの猫じゃなくて、そんな猫たち』と、僕の絵を紹介してくれています。」と話してくれました。

最近、Ryosukeくんは長年暮らしたブルックリンからニューヨーク郊外へ引っ越しました。仕事のある日は、メトロノースという電車で2時間かけてブルックリンに通う日々。

ハドソン川沿いをずっと走るこの電車は、車窓からの風景がとても素敵で、通う時間も本を読んだり、物思いにふけったり、きっと充実した時間に違いないことでしょう。家も快適で、ブルックリンの暮らしでは稀な、全室備え付けのクーラー付き、洗濯機も完備(ブルックリンのアパートは、こういう「普通」の物が付いていなくて、洗濯機は持ち込めません)という話で、最後は盛り上がりました。

アートとはかけ離れた会話になっちゃいましたが、なんとも羨ましいライフスタイルです。

Brooklyn Museum

https://www.brooklynmuseum.org
200 Eastern Pkwy, Brooklyn, NY 11238
月火休館
水金土日11am-6pm
木11am-10pm
入場料$14~

 

記事上野 朝子

◆こだわり女子のモノコトWebマガジン「PeLuLu」より

 

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