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04.FEB.2017

movie column12 チャンスはこの手で。シンデレラじゃない女優 エマ・ストーン

COLUMN
15歳で故郷を旅立ち、やっとつかんだアメリカンドリーム

 

今年の賞レースの中心は誰か? それは疑いの余地もなく、いま圧倒的に輝くエマ・ストーンだ。

アリゾナ州で生まれ育った15歳の少女は、ある日自らの夢を実現するためにパワーポイントを使い、両親へ“プロジェクト・ハリウッド”のプレゼンをした。

ガラスの靴をもらう代わりに、PCで自らの道を開いたエマは現代的で、リアルなロールモデル。

 

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幼い頃のエマは人前に出ることが苦手で、パニック障害のためにとても苦しんでいた。その時に治療のひとつとして出会ったのが演劇。地元のバレーユース・シアターに所属し、プロの女優になりたいと思いが募っていったエマは、14歳でエンターテインメントの中心であるLA に行くことを決意。自らのプレゼンで両親を納得させ、15歳で母親と二人でハリウッドへ飛び立つ。

 

ハリウッドへ引っ越してからは、オーディションが中心の毎日に。高校は在宅学習を選び、夢の実現を第一に邁進するもなかなかチャンスは得られなかった。それでも諦めず、小さな役を少しずつ得ながら続けた結果、コメディ作品で注目されるようになり、『アメイジング・スパイダーマン』のヒロイン役など次々と話題作へ出演し、ついにブレイク! 女優の魅力を引き出すことに長けているウディ・アレン監督にも愛され、2作続けて主役にキャスティングされた。

 

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『教授のおかしな妄想殺人』では個性派俳優ホアキン・フェニックスと共演。ウディ・アレンらしいシニカルなコメディ作品で、コミカルにもドラマティックにも演じられる、演技の幅の広さを披露した。ダークにもなりうる物語のなかで危うい男性に惹かれる女学生をチャーミングに演じ、華やかさを添えている。

 

 

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先日開催されたゴールデングローブ賞の授賞式では、コメディ/ミュージカル部門で見事女優賞を受賞。思いのこもったスピーチは、エマと同じように夢を抱き続けるすべての人に贈るものだった。「才能を評価されず締め出された人たち、オーディションでコケにされて不合格になった俳優たち、時に夢を諦めかけ、それでも立ち上がり前に進み続ける人たちこの賞を分かち合います」

 

 

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『教授のおかしな妄想殺人』

価格 ¥3,800+税

発売元・販売元 KADOKAWA

(C) Photo by Sabrina Lantos © 2015 GRAVIER PRODUCTIONS, INC.

 

text : Momoko Yokomizo

 

 

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