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12.JUN.2013

まだ見たことのない動物と光の世界へ

ENTERTAINMENT
chinchir
画面に命を吹き込む若き日本画家 山口裕子 

「これが、日本画?」
彼女の作品を一目見たとき、きっと多くの人がそんな印象を持つでしょう。

 

あたたかみがあって、女性らしくて、どことなくファンタジーの世界が溢れる作風。

 

うさぎ、羊、アルパカ、チンチラ...
おなじみの動物たちも彼女の手にかかれば途端に不思議な魅力を帯びて、
まるで今にも喋り出しそうな表情で描かれる。

 

山口裕子は現在、東北芸術工大学大学院の博士後期課程に在籍する日本画家だ。

 
akaimi
「幸せの象徴である"花"を咲かせるために自らの命を捧げる動物たち。
そこには大切なもののために強く生きる人間の姿を投影させています。」

 

という自身の言葉にもあるように、
彼女がインスパイアされる動物たちを、花と織り交ぜて色彩豊かに描いた「日本画」は
若さ溢れるエネルギッシュかつ爽やかさを感じさせ、作品は多くの賞を受賞。
今年5月に都内では初の個展『花のありか』を表参道の「新生堂」で行い、盛況を博した。

 

これだけアートという分野自体が一般人に身近になった日本でも、とりわけ若い世代に「日本画」という少し興味を起こさせにくいカテゴリーにもかかわらず、山口裕子の作品はその概念を良い意味で覆すもの。

 

日本のポップカルチャーのムーブメントも後押しして、海外でも広く評価されると期待できる新人だ。

 

機会があれば山口裕子の展覧会に、ぜひ一度足を運んでみてほしい。
作家の優しさがにじみ出る作品は、心に幸せを運んでくれるに違いない。

 

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山口裕子 Yuko Yamaguchi
略歴
2006年  東北芸術工科大学芸術学部美術科日本画コース 入学

2007年  再興第92回院展 初入選

2009年  第20回記念臥龍桜日本画大賞展 大賞受賞
日本学生支援機構優秀学生顕彰事業 優秀賞受賞

2010年  公益財団法人佐藤国際育英財団 第20回奨学生 選抜
第6回世界絵画大賞展 審査員 遠藤彰子賞受賞

2012年  「第1回kawaii+大賞展」 審査員特別賞 伊藤羽仁衣賞
2012年度三菱商事アートゲートプログラム奨学生 選抜

2013年  第19回三菱商事アート・ゲート・プログラム 入選
現在       東北芸術工科大学大学院芸術工学研究科博士課程2年
日本美術院所属 院友
入選・入賞・グループ展多数

 

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