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17.FEB.2013

いろんなアイデアを散りばめた、
ファンタジックな歌

ENTERTAINMENT
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「姉妹だと自然にハーモニーの息が合うの。
それは自分たちの音楽にとって素晴らしい点のひとつね」

<Pascal Pinon/パスカル・ピノン>は、アイスランドに住む双子姉妹デュオ。
ヨゥフリズルとアゥスヒルズルの二人は、16歳の頃に一軒家を借りて、仲間達と一緒に
デビュー・アルバムを制作した。そのアルバムがヒットしたことから、期待の新人として
注目を集めることになった二人。

 

それから3年、ちょっぴり大人っぽくなった彼女達の新作『トゥーサムネス』が完成した。
今回はヨンシー(シガー・ロス)のパートナー、アレックス・サマーズをプロデューサーに迎えて、
初めて本格的にスタジオでレコーディングしたらしい。

「アレックスが私達のライヴを見て、アルバムをプロデュースしたいと言ってくれたの。
その頃、私達はファーストと同じやり方で新作を作り始めていたし、プロデューサーを
立てることで自分たちの個性が薄まるんじゃないかって心配だった。でも実際は反対で、
彼は私達の個性や創造力をより拡げてくれたの。おかげで素晴らしいアルバムに仕上がったわ」

インタビューに答えてくれたのはヨゥフリズル。アレックスのスタジオはアットホームな雰囲気で
「自然に自分達のサウンドを作り出すことができた」とか。

「私達はたくさんの曲を新作のために用意して、いろんなアイデアを試してみた。
例えばカセットのアナログ・ノイズを取り入れるために、コンピュータに録音したものを
カセットに録音して、それをカセットプレイヤーで再生して、そのスピーカーから出た音を
コンピュータで録音したりした。ルールを作らず、何でも試してみたの」

 

また本作にはムームのメンバーがギターで参加。
アレックスもいくつか楽器を弾いてくれたそうだが、ギター、キーボード、グロッケンシュピール、
クラリネット、ハーモニウムなどなど、ほとんどの楽器を担当したのは彼女達だ。

「私は音楽学校で10年くらいクラリネットを習っていて、今回初めてアルバムでクラリネットを
吹いてみたの。〈ブルーム〉はクラリネットと声とパーカッションだけで作った曲で、
それは私にとって新しい体験だった。一番好きな楽器はギターで、弾き方は独学で学んだの。
でも、今気になっているのはアコーディオンかな。いつか本格的に習ってみたいわ」

 

スタジオ録音だけど手作り感があり、繊細でドリーミーなサウンドに仕上がった本作。
遠く森の奥から聞こえてくるような姉妹の美しいハーモニーも素晴らしい。その息の合った歌声こそ、
パスカル・ピノンというユニットを象徴しているようだ。

「姉妹だと自然にハーモニーの息が合うの。それは自分たちの音楽にとって素晴らしい点のひとつね。
それに姉妹だと、お互いに正直でいられるのもいいところだと思う。相手のアイデアが気に入れない時は
正直に言えるし、ちょっと口論になったくらいで傷つけあったりはしない。すぐに仲直りしちゃうの。
私達はお互いを良く知っているし、アゥスヒルズルなしではこのバンドをやれないわ」

 

そんな二人の強い絆はアルバム・タイトルに反映されている。ヨゥフリズルによると
「〈Twosomeness〉は〈Lonesomeness(孤独)〉の反対で、〈一緒になる〉という言葉なの。
私達姉妹は二人だし、このアルバムは2枚目だからタイトルにはぴったりの言葉だと思って」

 

そこには〈リスナーと一緒になる〉という意味も込められているのかもしれない。
二人の歌を身近に感じる、とっても『トゥーサムネス』なアルバムだ。

 

 

1st Album)『Pascal Pinon』/Pascal Pinon  now on sale
《Morr Music》からリリースされた世界デビュー作。アコースティックギターを中心に
様々な楽器によって奏でられるベッドルーム・フォークはイノセントな魅力に溢れている

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New Release)『Twosomeness』/Pascal Pinon  now on sale

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